蝶ヶ岳の頂上にたどりつきました。
これがお世話になった蝶ヶ岳小屋。
この日は展望が素晴らしくて、
乗鞍岳
焼岳
昨年登りましたね。
穂高連峰です。明神岳 - 前穂高 - 奥穂高 - 涸沢 - 北穂高 と連なっているそうです。しかし、どれがどれなのやら・・・。やっぱりわからなくなっているダメなわたし。
しかし、この稜線の大きく切れ込んだところをキレット (切戸) と呼ぶのだということは覚えた。
さらに、南岳 - 中岳 - 大喰岳(オレの山か?> ハシモト) ときて
憧れの槍ヶ岳。くっきり見えます。尖がっています。
蝶ヶ岳から稜線続きの常念岳。おっさんはこちらまで縦走したかったらしいです。
景色を眺めながら、山小屋のビールとココアで乾杯しました。至福でした。
蝶ヶ岳の夕食は、なんと「うなぎ」なのだ! 山のてっぺんでうなぎが食べられるとは・・・!
蝶ヶ岳小屋のお部屋は、巨大な二段ベッドで構成されています。上下ともふとんが敷き詰められており、この日は結構混雑していたので 2 人で一枚の布団を使うことになっていました。(それでも、もっと込み合う場合は、3 人で一枚の布団を分け合うケースもあるらしいです。 )
見知らぬ男女が隣り合わせにならないようには気を遣っていただけるようですが(私のお隣は夫婦連れの奥様でした) 基本雑魚寝です。うーむ、ワイルドライフ・・・。
夜中に、満天の星空を眺めにゆきましたが、外はごうごう風が吹いて凍りつくような寒さ。 10 分以上はいられませんでした・・・。でも、きれいでしたよ。
※
9 月 25 日、未明。
地平線が赤く色づき始めました。
わくわくしながら夜明けを待つ。
シルエットがいい感じだというので、「シェー」っと。しかし、このとき、寒さと頭痛 (高山病になってたらしい) のため、しろくまへろへろ・・・。
「オレのハートみたいに燃えているぜ」
待ちに待った、夜明けです。
そしてその朝陽が照らすのは、
このように、朝陽を受けた山の峰々が柔らかい色に染まることを「モルゲンロート」(ドイツ語で朝焼けのことらしい)と呼ぶのです。
モルゲンくまズ。「どうよ~?」
実は、旅行の慌しさにすっかり忘れていましたが、この前々日がおっさんの誕生日。
ヨメの家族と旅行だなんて、さぞ気疲れが多かったことでしょうが、この景色は最高のバースデー・プレゼントになったのではないでしょうか。(私からの、ではないが・・・)
この日も晴天に恵まれ、見渡す限りクリアーな視界。
横尾へと下り始める前に、蝶ヶ岳山頂と蝶槍と呼ばれる頂に寄ってゆきます。
蝶ヶ岳山頂。
で、これが蝶槍。
蝶槍からの眺めも素敵でした。ハシモト、笑ってる。
で、いきなり横尾に辿り着いちゃっていますが(笑)、3 時間の下りの間、まったく写真を撮らなかった!
横尾には槍ヶ岳登山口との分岐があります。
くまたちも、槍ヶ岳を征服してきた猛者のように見えないかしら・・・?
横尾山荘。槍ヶ岳、蝶ヶ岳のほか、涸沢カールへの分岐もここから。
あとは 横尾、徳澤、明神と経由する長ーい平地歩きです。
「ところで、おなかすかない?」
梓川の川原でお昼休憩することに。
蝶ヶ岳小屋のお弁当は三角おにぎりだよ!おいしかったよ!
あとは花などを愛でつつ・・・。
徳澤園ではアイスにかぶりつくハシモトであった。
※
2500m 超の登山は始めてでしたが、なんとか登ってこれました。
なんにしても最高の天気に恵まれて、ラッキーでした~。
※
写真中央は、飛騨のおみやげ「さるぼぼ」ならぬ「くまぼぼ」。
うちのくま仲間になりました。
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お元気ですか。くまたちはみな、元気です。
2 ヶ月近く更新滞っていましたね。いや、休止も閉鎖もしていないのだが。いかんいかん・・・。
実は 10 月には紅葉の旅に出かけていたのだが、こっちを終わらせなければそちらには手がつけられず・・・。
しろくまはしばらくしっちゃかめっちゃかやっていましたが、徐々に生活を立て直してゆこうと思っておりますので引き続きながーい目で見てやってください。
この記事、一度書き上げたものが保存に失敗して、全部消えてしまったのであった~。
ちょっとへこたれますね。
更新さぼりすぎの報いでしょうか・・・。