2009年2月24日火曜日

くまの花図鑑 ~ 川津桜

日本人は桜がだいすき。日本のくまも桜がだいすき。桜前線の先陣を切って開花するのが河津桜。幼い頃に夢の中で見たようなピンク色の花びら。自分の目で見るまでは、こんなにポップでキュートな桜があるとは信じられなかったな・・・。

川原で人知れず芽吹いていた新種の桜 (寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種といわれているそうです) を、それと知らずに家に持ち帰り育てた河津町の飯田勝美さん(故人)。その原木は今でも大切に保護され、あでやかな花をつけています。その一本の木が、やがて町中を彩り、色々なところから人々が集う桜並木に発展していったわけなので。なんだかロマンを感じてしまうなぁ。

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2006 年 3 月 5 日

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2007 年 2 月 17 日

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2008 年 2 月 29 日

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2009  年 2 月 21 日

河津桜ムービーを追加します。ちょっと画像が粗くなってしまって残念。

フィーチャリング若旦那。

ちなみに若旦那とは; 紋付袴にマフラー姿で、最初は正月限定のくまだったのだが、いつのまにやら夏でも出張るようになりました。「くま横丁のヨンさま」の異名をとる伊達男。親友はハシモトさんで、落語が趣味らしい。

2009年2月21日土曜日

河津桜 2009

2 月 21 日

今年も河津桜の季節がやってきた。3 年前にはじめて訪れて、その魅力にすっかりとりこになったくまたちはそれ以来毎年楽しみに訪れている。

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河津桜の開花状況が発表されるとそわそわしてしまう。静岡、河津町のシンボルとして有名な河津桜は、1 月下旬から 2 月と普通の桜よりもずいぶん開花が早い。それから 1 ヶ月ほど、と花の時期も長め。

Wikipedia カワヅザクラ

東京から河津までなら十分に日帰りで行けるけど、どうせならば泊まりがけでゆっくり見物したい! ということで先月のうちに満開の頃合を予想して、2 月 27 日に旅館の予約をとった。しかし、ニュースによると 2 月の第二週の頭にはすでに満開の状態。どうやら今週中には見ごろが終わってしまいそう、らしい。やっぱりきれいなときを見たかったので、急遽日帰りで出かけてくることにした。(早朝 4 時起きで・・・。)

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これがくまたちを魅了する河津桜。ソメイヨシノと花の形や付き方は似ている。それがとてもきれいなパステル・ピンクなのだ。

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なんていうか、しあわせな色。

RIMG0010 川沿いに延々と続くながーい桜並木。壮観です。

RIMG0014 ハシモトでさえメルヘンな雰囲気に・・・なる、かな?

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ピンクの花々の間を楽しげに飛び交うかわいい小鳥はメジロ。ウグイスよりもウグイス色。なかなかじっとしていてくれないので写真に収めるのがたいへん。

RIMG0025 ざんねんなことに、満開の時期はやはり過ぎていた。開花状況 140 パーセントくらい?でも川原に植えられた菜の花とのコントラストがきれい。このきれいな風景をつくるために町ぐるみで努力されている様子が伝わってくる。

RIMG0032満開の時期は逃したけれど、原木には挨拶に来なければ! 樹齢 50~60 年だそうです。いつまでも元気でいてね~。

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ひと足早くしあわせな春の気分になりました。

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そしてもうひとつのしあわせが、帰りのスーパービュー踊り子号で食べたお弁当~。
ハシモト: 「金目鯛弁当・・・いや、やっぱり伊勢海老弁当かな・・・。うーん、迷うなー・・・」
若旦那: 「ハシモトさん、早く決めてくださいよー。もう 10 分も迷っていますよ~;」
やっぱり、花よりだんご???

2009年2月8日日曜日

日光でスノーシュー

1 月 31 日

早朝に大雨の東京を発ち、日光へスノーシューをしにやってきました。

いろは坂をのぼるうちに、いつしか雨が雪へと変わり、光徳にある日光アストリア・ホテルでスノーシューをレンタルし、戦場ヶ原目指して出発するころには視界いっぱいに舞う雪。

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スノーシューは 2 回目です。前回もやはり日光で、ガイドさんに案内して貰い光徳から戦場ヶ原を通過して泉門池、湯滝と歩きましたが、今回はガイドなしで挑戦。おっさんは本当は刈込湖に行きたかったらしい (初心者のみでの入山は危険とフィールドマップに注意書きがある) けれど、先日の北八ヶ岳が私的にはなかなかハードだったので、今回は冒険なしでのんびりしたいと主張し、あまり危険がない平地で多くの人が入っているコースを歩くことに。

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鳥の羽毛のような大きめの雪が降っていた。気温は高めで水分を多く含んでいるよう。ウェアもリュックも (防水だけど) 結構びしょびしょに。

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川沿いに歩きながら戦場ヶ原に入る。戦場ヶ原には植生保護のための木道があり、雪に覆われている季節でもその上を歩くことになる。しかし、思ったよりも積雪がすくなくて、一見平坦に見える道も木道と木道の間の隙間は落とし穴のようになっていて、うっかり踏み込むとずぼっと一気に足が沈む。

木道の上と思しきところを見極めながら歩かないといけないので、結構くたびれた。

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そして戦場ヶ原では、このように木道がむき出しに。スノーシュー装着では歩きにくいので、外して歩きました。

nikkou 022「ぼくらはスノーシュー履いてないからどこでもずんずん歩くよ!」

「水には弱いけどね」

nikkou 014 泉門池周辺で簡単にお昼を食べて、以前ガイドさんに連れて行ってもらったルートで湯滝まで行こうと思ったけれど、よくわからなくて結局もと来た道をもどることに。

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nikkou 018 スノーシューを返却するとき、管理人のおじさんが「今年は雪が少ない」と言っておられた。その日の朝は雪ではなく雨が降っていたそうで「こんなこと滅多にない」とのこと。

お腹が空いたのでホテルの売店で甚五郎煎餅を買って、かじりながらバスを待った。

その日は湯元温泉に宿泊。以前に冬と初夏に日光を訪れたときにも泊まった温泉旅館で、きらびやかではないけれど、清潔で落ち着いた雰囲気の良いお宿だ。白濁した温泉が特にお気に入り。

夜に行われる星空観察ツアーに参加したいと思っていたけれど、生憎いったんは持ち直していた天気が再び下り坂に。星は見えそうにないということなのであきらめた。夕飯までの間に、宿のおかみさんが紹介してくれた氷の彫刻を見に行きました。

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nikkou 031 力作ぞろいです。

nikkou 033 こちらが最優秀賞の作品。妖精さんですね。

nikkou 035くまたび最優秀賞(をあげたいの)はこちら。ペンギンさんファミリーのおうちにご招待。

nikkou 036 こたつにはまっている子がいました。「キミみたいな奴がいる」とおっさんに言われてしまいました。

nikkou 039 あとは温泉入っておいしいご飯をいただいて、極楽極楽。

2 月 1 日

ゆっくり休んだ翌日はクロスカントリー・スキーをしてみるか東照宮に行くか?という 2 案があったのだけれど、のんびりするのが目的ですから、ということで山を降りて東照宮で観光することに。

nikkou 047 良い天気になりました。

nikkou 048 北島三郎のように龍に乗って登場するハシモト。

nikkou 050 日光のお寺はなんだかうきうきするんだよねぇー。絢爛豪華でスケールが大きいからかしら。

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見ざる、聞かざる、言わざるが有名ですが

nikkou 056 ほかにもいろんなさるが居るんだよ。

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nikkou 063 細部にまで嗜好が凝らされているため、油断がならない。

でもくまが一番すきなのは

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三代将軍家光の廟所、輪王寺大猷院。

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ここには、

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nikkou 079 ↑ バイソンのりこがいるから (バイソンのりことは; しろくま義母=おっさんの母。申し訳ないけれど、ほんとにそっくり・・・) <<本当の名前は 鍵陀羅(けんだら)さんと言うらしい。>>

「会いたかったよ~」と思わずつぶやくと、「本物に会いに行ってやれ」とおっさんに突っ込まれた。ごもっとも。

そうして、駆け足で東照宮の寺社郡を堪能したあと、日光金谷ホテルのラウンジでとってもおいしい「百年カレー」を食べてからぶらぶら駅まで歩いて帰りました。

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日光のくまたびはケッコウでありました。

nikkou 084 「またおいで!」

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不謹慎かもしれませんが、踊っていただきました。「日光でチョコレイト・ディスコ」。

バレンタインも近いので。