2010年5月30日日曜日

テント泊できるかな in 上高地

とにかくやりたい放題過ごしたおっさんのロング・バケーションも残りわずか。

ついに念願(もちろんおっさんの)の自力でのキャンプ & テント連泊旅行にチャレンジすることに。行き先は歩く距離の割にアップダウンがすくなく、テント場に水場とトイレが整っている上高地 (徳澤) に決定。

<<持参した装備: 思いつくままに>>

ザック: ついに 50 リットルのザックに手を出してしまった。最初のマイ・リュックが 20 リットルだったのを考えると倍以上の大きさに。
スポーツ用品店で、前シーズンの品で生産終了のため 1 万円引きで売られていたグレゴリー製 (off 価格でも比較的お高いのですが、身体にしっくり合います)。雨天のとき用のザック・カバーも 50 リットル対応のものを購入せねばならず。

寝袋: mont-bell のダウン・ハガー。おっさんが前シーズン・モデルで off 価格のものを購入済みだったので、私は今シーズン・モデルでそれより若干軽く、コンパクトになるものを購入。使い勝手を比べてみることにした。(伸縮具合は旧モデルの方が良く、広々しているのは新モデルの方かな・・・。 180 cm 超の長身のおっさんには、新モデルの方がサイズが合うかも。)

nebukuro こちらは旧モデル。ミイラみたいっすね。

エアマット: 寝袋の下に引くマット。空気を入れると膨らみ、快適な寝心地を得られる。さらに、地下からの冷えを防ぐ効果あり。サーマレストの女性用モデルを購入 (男性用に比べて温かいらしい)。
他の競合品よりも群を抜いて性能が良いので強気の価格設定なんだと、下見のときと購入のときの 2 回、違う店員さんに同じ説明をされた。
収納用のスタッフ・バックも別売りで結構なお値段。← こういうところも強気なんだとか。

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サーマレスト pro-lite。女性用レギュラー・サイズ








銀マット: テント内の床上に引く。1 人用が 1 畳ほどの大きさ。折りたたんでもかなり嵩張るので最初は本当に必要なのか疑心暗鬼だったのだけれど、雨に降られてこのマットが床からの浸水を食い止めてくれたのを目の当たりにし、効果を実感。

上記 4 点はテント泊のため新たに購入したもの。山行きは目的が異なると必要な装備も違ってきてしまうんだなぁ、とため息。体力・根性に不安のあるド素人ゆえに、逆境を少しでも凌ぎやすくするより良いものを揃えて安心したい心理が働き、その結果、どんどん出費が嵩むことに。あー、元は取れるんだろうか・・・?


以下は通常の山行き用装備と兼用できるもの

衣類: 行動中 → 速乾性下着と T シャツ、フリース、アウトドア・ブランドのズボン。寒ければレイン・ジャケットを着る。

就寝中: アウトラストの長袖Tシャツ、行動中にも着たフリースに、ダウン・ジャケットを重ね着。下はユニクロのフリース製パジャマ・ズボン。就寝用の温かい靴下を持って行けば良かったかな・・・。 最終日用 → 温泉宿に泊って清潔になって帰る予定なので、着替え用 T シャツ、長袖シャツ、下着。
荷物が重くなるのを恐れて、ズボンの替えはなし。おっさんがジーンズに着替えているのを見て羨ましく思った・・・。

靴: ハイカットの登山靴と軽登山靴の間で迷ったけれど、あまり険しい山を歩くわけではないし、テントで着脱しにくいと鬱陶しいなということで軽登山靴を履いてゆく。(ハイカットの登山靴とサンダルという選択肢もあった。)

雨具: レインウェア上下 (防寒具にもなります)、スパッツ。フリースの手袋と、念のため傘も(テント場でトイレに行くときなど用)。

帽子: つばの広いハット(紫外線除けと、防水機能もあり雨天にも役立つ) と、フリース製の防寒用キャップ(結局こちらは使用せず)。

ヘッド・ライト: 山の中で何らかの事態で暗い中行動することになったときのため、携帯必須。
テント場も日が暮れると真っ暗になります。
深夜の闇の中、ヘッド・ランプの明かりのみを頼りにトイレを済ませ、手を洗うときに鏡に映った不気味な自分の姿に一瞬「幽霊がいる!」と縮み上がったのも今回の旅の思い出・・・。
あと、テントに吊るすタイプのライトをおっさんが持参しました。

サポーター: 12 月に痛めた右膝用と、右膝を庇うあまりギクシャクなりがちな左膝用をいずれも持参。中日の長時間トレッキング時のみサポート・タイツを着用。

スティック: 要するに杖。重い荷物を背負うときは、2 本組みのトレッキング・ポールが良いらしいですが、両手がふさがることにどうしても抵抗があるため 1 本のみ。

タオル: タオル・マフラー(山で森ガールが首に巻いているのはストール、おばちゃんが巻いているのはタオル・マフラー、が定番。たぶん・・・)、白タオル (旅館や農協で貰える薄手のやつ。日帰り温泉を利用するときを想定して持っていったけれど、結局、濡れた銀マットをザックに仕舞うときに雑巾代わりに使用することに)、日本手拭い (これも温泉用。結局使用せず)。
あとはポケットにタオル地のハンカチ。

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サポーター、ステッキ、タオルマフラーの使用例


















ホット・カイロ: 四万十川でガイドさん付きのテント泊をしたときに、寒さに大苦戦した教訓から準備。通常のホット・カイロと靴下に貼るタイプの 2 種類。

フリース製枕カバー: 中に衣類を入れると枕に早変わりする優れもの。スタッフ・バックとしても使用可。おっさんは普通のスタッフ・バックを頭の下に引いて寝ていた。あれ? あんまり違いはない・・・?

化粧品: 行動中は日焼け止めのみ。日焼け止めが肌に合わないことが多いため、そのケアとして薬用化粧水のミニ・ボトル。さらに、乾燥対策のリップ・クリームと小さなチューブ入り保湿クリーム (寒い季節には手荒れケアにもなる)。他に、携帯用汗拭きシートと、帰宅時に使用した口紅と液体ファンデーションのミニボトル。

薬: 頭痛薬、胃薬、酔い止め、目薬、湿布、絆創膏など色々持って行ったけれど、幸い、腰に湿布 1 枚貼ったのみで、ほとんど使用せず済みました。

歯ブラシと塩: 歯磨き粉が禁止されているキャンプ地が多いので、代用品としてあら塩を少量ラップにくるんで持参。徳澤では特に何も言われず、注意書きも見当たらなかったので、歯磨き粉使用可だったのかもしれません。

ゴミ袋: スーパーのレジ袋を何枚か。また、万が一トイレのないところで催してしまった場合を想定した「レジ袋小 + ジップロック + ウェット・ティッシュ & ティッシュを入れたレジ袋中」の組み合わせ通称う●こ袋。とはいっても、う●こはその場に埋めても良いそうです (そのための折り畳みスコップはおっさんが持っている)。
しかし、使用後の紙は絶対に残して行ってはいけないので、レジ袋小に入れ、それを ジップロックに入れ、さらに レジ袋中に入れて持ち帰れるようにしています。私は山行き中にもよおしたことは未だかつてないのですが、山小屋によっては紙を持ち帰らなければならないところもあるので、常にリュックに携帯しています。

娯楽用品:
ipod nano (第 3 世代)。長距離移動の退屈しのぎのほか、寝つきが悪いので眠りを誘いそうな曲のプレイ・リストを作って聴きながら横になっています。また、他の宿泊客のおしゃべりが気になるときや、おっさんの強烈ないびきを間近で聞かされるときにも (耳栓も持っているけれどあまり効果なし)。
厚くない文庫本。時間を持て余したときのため。今回は西村淳さん著の「面白南極料理人」を持って行きました。映画にもなった実話でタイトルに偽りなく面白いのですが、雨の降るテントの中で壁際に置いて寝たら、翌朝結露でびしょ濡れになってしまっていました(乾いたら、多少よれていますがほぼ復活しました)。

食料: ほとんどおっさんのザックへ。お弁当箱サイズの保冷剤入りアルミバックに入れた鎌倉ソーセージ 5 本パック、くんせい卵 2 個、スモーク・チーズ 1 の塊のみ私の担当でした(スモーク・チーズは食べないまま持って帰ってきてしまいました)。
行動食: キャンディや梅しば(姪の優ちゃんが車酔いにはすっぱいものがいいよと教えてくれたので)を、疲れたときにすぐに口に運べるよう、取り出しやすいポケットに。
飲み物の素: 各種ティー・バック、コーヒーのドリップ・パック。

マグカップ: たぶんステンレス? ずいぶん前に参加したアウトドア・ブランド「コロンビア」主催の登山ツアーで参加者全員にプレゼントされたもの。コーヒーもスープも、時にはラーメンやカレーもこれでいただきます。
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肩掛けポーチ: 通称、くま袋。くまたちが入っているほか、小銭入れやハンカチとティッシュなど、出し入れが頻繁なものを入れてザックとは別に身に着けて行きます。

デジカメ: 行動中はザックの肩紐にカメラパックを固定して、撮りたいときにすぐに使えるようにします。

シグ・ボトル: 通称、シグマ・ボトル(くまのイラスト入り)。今回は水場が利用できるテント場なので、行動中の水分補給用 1 本のみ。
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ショッピング・バック: 小さく折りたためる携帯用の袋。ザックをバスのトランクに預けたときなど、文庫本や ipod、水とお菓子などをこのバックに入れて座席に持ち込みます。おっさんは、テントにザックを置いて、必要なものだけを持って山歩きできるようにするために折りたたみ式の携帯用リュックを持って行きました。

くまたち: 今回は定番のリュックとハシモトを連れてゆきました。
何か忘れているかもしれませんが、ほぼこんなところで。


ちなみに、
<<おっさんが背負ってくれた共同装備>>

2 人用テント: Nemo Nano。テント泊がしたいと思いついたおっさんが 1 年以上迷いに迷って購入した品。通常の山岳テントより軽くて広め。しかし、シングルウォールで天井が高めなので、悪天候に弱く、高山縦走や冬山には不向きだと、購入を決意したとたんにお店のスタッフにアドバイスいただいた。

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ガスコンロとカートリッジ: 購入したのはかなり前なので、今流通しているガス・カートリッジとは型が違うそうな。そのため、ガス・カートリッジの残量が少ないことに現地で気づいて、大慌てすることに。 (キャンプ場で売っているカートリッジでは合わないんだとか。)

食材: 白米 2 食パック 1 個、チキンカレー、ミニ雑炊、チキンラーメン・ミニ 各 2 個ずつ、スープ 4 種類、ペペロンチーノ、カレーピラフ各 1 個ずつ (基本はみんなフリーズドライ)。 レーズン入りイングリッシュ・マフィンとミニあんぱん 各 4 個ずつ。お菓子として、厚切りカットバウム、いもくり佐太郎(福島銘菓)、クッキー、キャンディなどをジップ・ロック L サイズいっぱい分。
なにぶん初めてなので、どの程度が適量なのか見当がつかず・・・。とはいえ、上高地は河童橋まで出れば観光客用の食堂が立ち並んでいるし、キャンプ場のある徳澤の徳澤園や、山小屋にも食堂があるので、いざ不足となっても飢えることはないので、ずいぶん気が楽です。

鍋: チタン製の小鍋と中鍋。(小鍋が中鍋の中に入るシステムになっています。)

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携帯用はし、フォーク、スプーンのセット: 先端と柄の部分が分かれていて、使用時につなげるようになっています。これを忘れると大変です。(よく忘れます。)

魔法瓶: 軽量の象印マホービン 0.5 リットル。山は寒いので、沸かしたお湯はすぐに使わない場合魔法瓶に入れて保温しておきます。行動時にも、温かい飲み物はありがたいものです。

ビニール・マット: 通常のピクニック用のぺらぺらしたマット。テント内が狭いので、このマットの上に座ってくつろいだり食事をしたりできるのですが、「天気が良ければ」という必須条件付き。
サバイバル・ナイフ: 母のスイスみやげ。今回、鎌倉ソーセージをカットする際に活躍。
etc.

おっさんのザックは 70 リットルとはいえ、私よりもこれだけ余計に荷物を背負った上で、着替えのジーパンや暇つぶし用としてハードカバーの単行本まで持ってきているなんて・・・。

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おっさんのリュック。5 月中旬、一足先に雲取山に単独テント泊してきたときの写真。

彼の場合、パッキングすると銀マットはザック内に収容不可らしいです。しかし、ほんとうにこの 1  ヶ月は動き回り続けていたんだな、この人。

なにはともあれ、未だかって体験したことのない大きさ、重量に膨れ上がった 50 リットルのザックと共に、不安と興奮の初テント泊の旅がはじまるのでした。

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つづく。

2010年5月24日月曜日

親孝行は難しい・五色沼

5 月 22 日

山口を訪れて私の父孝行をしたおっさん、今度は自分の両親を旅行に連れ出すことを決定した。(相変わらずロング・バケーション・モード。)

つまり、ふたたびバイソンのりこ(義母)登場。nikkou 084

とりあえず、観光に行って、じゃらんでクチコミの良い宿に泊り、おいしいものを食べていただこうという嗜好で、今までに訪れた中から、福島の五色沼を訪れることになりました。

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青沼IMG_0842

るり沼。後ろに見えるは磐梯山IMG_0848

弁天沼IMG_0855

みどろ沼IMG_0871

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最初は「きれいねー」と写真を撮っていたお義母様だが、たぶん赤沼あたりからテンションの低下が目立ち始め、最後の毘沙門沼につく頃にはすっかり無口に。

IMG_0879 ソフトクリーム食べて元気出して。

気を取り直して本日のお宿へ。

温泉が有名な旅館ですが、お部屋にユニットバスがあることに気づいたのりこ「メンドクサイからお部屋のお風呂に入る」と言い出す。必死でなだめて一緒に大浴場に入りに行ったけれども、目を放した隙にさっさと先に上がってしまっていた。「あんまり温泉好きじゃない?」とたずねると「温泉は好きだけど茨城の温泉が一番いい」というお返事。お義母さんは自分の生まれた茨城が大好きで誇りに思っているのだ。こういうことなら茨城旅行をプレゼントすれば良かったのかなぁ・・・。お食事もあまりお口に合わなかったようで、不安に苛まれる・・・。

 

5 月 23 日

ここまで、五色沼、温泉旅館と 2 連敗。最終日の今日は、なんとか挽回しなければなりません。

つつじ山公園へ。IMG_0884

美しく鮮やかな花に、のりこのテンションも上がる!またまた写真をぱしゃぱしゃ撮り始め、私たちも胸を撫で下ろす。ついにクリーン・ヒットを放ったか!?

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下方に見える女沼。いいところだねぇー、とおっさんとぼーっと眺めながら「こういうところでカヤックしたいねぇ」と話し合っている隙に、のりこはすでに車に帰ろうとしている。おっさんに言わせると、「飽きちゃったらしい。集中力があまり続かないんだ」ということらしい。

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きれいな花、いっぱい咲いていたんだけどねぇ・・・。

ちなみに影が薄い義父のよしおですが、つつじの根元に生えているぜんまいを採って帰って夕食に食おうと言うので困った。お義父さん、それ盗掘だよ・・・。(秋田の山育ちなので、山菜が生えてりゃ採って帰るのが彼の中ではあたりまえなのであろう。)

最後に、さきほどのつつじ山から見えた女沼まで下って行って、その脇の遊歩道から思いの滝を見に行きました。

山道の傾斜がきつい階段の登り降りがあるので心配でしたが、日頃から自転車漕いで買い物に行くのが趣味ののりこは平気な顔で登ってゆく。足腰強いねぇ、と感心してしまった。お義父さんの方はちょっと遅れ気味で、待っててもいいよ、と声を掛けたのですが結局最後まで一緒に行くことができました。帰りの階段では、気合を入れながら登っていたなー。

IMG_0903 2 段になっている滝なのねー。

なんだかお義母さんたちより、自分たちだけが楽しんだようでちょっとへこみ気味で帰りの新幹線に乗った私たちに 9 回裏、ツーアウトからの一発逆転の展開が。

なんと、新幹線の中で食べた駅弁がすごーくおいしかったとお褒めの言葉をいただいたのだ。

「電車で食べるからおいしいんだよ。たくさん歩いたしね。家で食べてもこんなにおいしくないんだよ」だそうですが・・・。

親孝行、難しいのね・・・。今回もバイソンのりこの前にあえなく敗れ去るのであった。いつか、リベンジはあるか・・・?

2010年5月11日火曜日

父プロデュースによる萩・秋吉台観光のたび

8 月 10 日

父の車で海岸線を走って萩へ。IMG_0777

前日まで慣れない運転に苦労したおっさんは、後部座席ですっかりくつろぎモードでした。

IMG_0779 須佐のホルンフェルスに立ち寄る。

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ふしぎな縞々。しかし折りしも振り出した雨で岩の上は結構滑ります。海に転落しないように慎重に。

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そしてまた父に、お昼ご飯に大きなさざえとイカ刺し定食をご馳走になってしまうのです。駄目なわたしたち・・・。

次に連れてきてもらったのは、「笠山」です。日本一(世界一?)小さいとも言われる休火山。2 時間半くらいで回れる遊歩道があります。

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すでにほとんど花は終わっていましたが、大規模な椿の群生林があるので有名です。

歩いて頂上までたどりつくと、車で先回りした父が駐車場で待っていました。雨が降ったことをしきりと残念がっていましたが、しっとりした森はなかなか風情があって良いのでした。

雨が激しくなってきたので、観光もそこそこに今夜の宿の「萩本陣」へ。色んなお風呂があって楽しかった。

5 月 11 日

長かった旅の最終日。

この日は、秋吉台へ。

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子供の頃さんざん林間学校(宿泊訓練と呼んでいましたが)で訪れたカルスト台地。この日も中学生がオリエンテーリングで走り回っており、思わずノスタルジー。

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しかし急傾斜の道を一気に駆け下りるパワーは子供ならではですね・・・。私にもあんなときがあったのかしら・・・。しかし機敏な彼らは風のように通り過ぎていってしまい、姿を見かけたのは最初の 30 分くらいでした。

その後は、自然観察会らしき集団の只中を歩くことに。

ちょうどいろんな花が咲いている、観察におあつらえ向きの季節だったんですね。

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きれいな花が咲いていると、瞬く間に 4、5 人で取り囲み撮影会が始まってしまうので、なんとかペースを上げて集団を追い抜くことに。ようやく差を空けることができてほっと一息。

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IMG_0800 カルスト台地は羊の群れのように見えるといわれているメイ。

IMG_0803 これはホタルカズラ。鮮やかな空色に心惹かれるー。

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おっさんと私を遊歩道に送り出したあと、父は終着点の展望台で待っていました。全体が見晴らせる小高い丘まで登って、私たちが歩いてくる様子を見ていたそうです。したがって、私たちが途中道に迷っている様子も見られていた。「そっちじゃないっちゃ!」と大分焦らせてしまったようでした。

引き続き、今度は鍾乳洞探検に。

特別天然記念物・秋芳洞。気分はインディ・ジョーンズ。

IMG_0827 奇怪にしてダイナミック。最初に見つけた人は、びっくりしたんじゃないだろうか。

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IMG_0832 通常と逆まわりでした。

そろそろ飛行機の時間のため、宇部空港へ。

父は新車に買い換えたばかりで、カーナビの操作がおぼつかず、何度か迷いそうになりつつも余裕で時間前には到着しました。

ずっと一緒にいたので、駐車場でお父さんの後姿を見送っているとなんだか寂しくなってしまいました。ありがとうねー。あんまり親孝行にならなくてごめんねー。また夏休みに会おうねー。

しかもずっと山口弁で喋り捲っていたので、訛りがしみついてしもうたっちゃ。やれんのー。

と、いうわけで、延々 5 日間に渡る盛りだくさんな旅でした。楽しかったー。